血液・腫瘍内科 Department of Hematology and Oncology
近隣の医療機関に血液内科が少ないため、診療圏のほぼすべての血液疾患患者を受け入れており豊富な症例数を誇ります。
血液悪性腫瘍に対しては化学療法を主体として、輸血・細胞療法部との強力な連携体制のもとに造血幹細胞移植(骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植、CAR-T療法)も積極的に行っています。
研修の目標
◆近隣の医療機関に血液内科が少ないため、診療圏のほぼすべての血液疾患患者を受けいれており、豊富な症例数を誇ります。当科で扱う疾患は造血器悪性腫瘍が主体です。抗癌剤治療、抗体療法、放射線治療、そして造血幹細胞移植からなる多数のtoolを組み合わせて治癒を目指した集学的治療を実践しています。さらに、分子標的療法などを含めた最先端医療、新規治療薬を積極的に取り入れ、常に新しいエビデンスに基づいた治療を行うことができる体制を整えています。患者の全身管理をはじめoncologist、感染症の知識も要求されますので細分化された医療だけではなく、generalistとしても大成することを目標としています。
研修修了後に得られる資格
◆本院は日本血液学会の認定施設にも指定されており、内科専門医はもちろんのこと、血液専門医、造血細胞移植認定医の取得が可能な施設です。
◆日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
◆日本血液学会専門医
◆日本造血細胞移植学会認定医
研修プログラム概要
準備中
卒後3年目~5年目
6年目~
研修施設 附属病院または総合医療センターでの内科研修(うち1年は関連病院での研修) 附属病院又は関連病院での専門研修、大学院入学
学 会
各学会での発表、内科学会認定内科医取得 → 症例報告等の論文作成
関連学会の専門医取得
研修体制
指導医による1対1の指導体制 → 独立した主治医として患者を担当(診療チームに上級医が参加・指導)
担当医としての基本的態度の習得 → 主治医としての独り立ち → 後輩の指導
研修目標
基本的な内科疾患の診断と治療の習得 → 基本的疾患の診療プラン立案、臨床試験への参加 → 各疾患診療の最新知見の習得
研修後の進路
◆大学院入学(学位取得)
◆関連病院での研修
◆国内・国外留学
評価・支援制度
◆専門分野は基本的には希望ですが、多科横断的な研修を希望する場合は研修指導責任者(教授)と相談の上研修プログラムを決定し、各専門分野の学会専門医研修プログラムに沿った症例を経験するように支援します。
◆女性医師復帰プログラムもあり、産休・育休後の臨床復帰もスムーズに行うことができます。